「忖度チョコ」を見て、考えたこと。
バレンタインデーが近づいてきた。スーパーにチョコレートのヤマ、またヤマ。
２０日夜、某スーパーでチョコのヤマの中から「忖度」という名前のチョコレートを発見した。
大きな祝儀袋に「忖度」と書いてある。
「忖度」とは……他人の心情を推し量ること、また、推し量って相手に配慮すること。
「忖」も「度」も「はかる」の意味を含むが、あの森友、加計学園問題で流行語になった。
でも、この「忖度チョコ」、売れるかな？（笑）
それにしても、世の中「忖度野郎」が多すぎる。権力や、勘違いの世論に「追随」する「ヤワな野郎」が多すぎる。
東京・町田市の都立高校で、生活指導を担当する５０代の教諭が１年生の男子生徒に対して顔を殴るなど、体罰を行った、という。
仰々しく、記者会見を開いたようだが、これなど「誤った世論」に「忖度」し「追随」しているだけじゃないか？
それだけで、一方的に判断できないけど、暴行の場面を撮影した動画を見ると、どう見ても、悪いのは「不良生徒」の方だ。
生徒が教諭に「ツイッターで炎上させるぞ」「小さい脳みそでよく考えろよ」などの暴言を浴びせている。
教諭がカッとして……理解出来る。
誰かが、強く指導しなければ……という気持ちもあったろう。
綺麗事で「体罰は悪！」と言ってみても、不良生徒を無くすことは難しい。
世論らしきものを「忖度」して、世論らしきものに「追随」していたら、本当の教育は出来ない！
正直言って、この教師は気の毒だ。
ともかく「忖度チョコ」見ていると、複雑な気持ちだ（笑）
「忖度」なんて言葉はなくなる方が良いんだけれど。
＜何だか分からない今日の名文句＞
「忖度」とは「逃亡」すること！