痛てェの、痛くネェのって……
3月12日の未明のことだ。いつものように、ブログを書き上げ、来週のサンデー毎日「牧太郎の青い空白い雲」のゲラ直しを始めた。
「タイミングは来週しかない!」と思って「新元号もの」を書いたのだが、隈元編集長から「注文」が出た。
「平成」という元号は誰が考案したのか?に絡んだ「事実」をどう書くか? 「注文」が出た。
これは、難しい。
東洋史の山本達郎元東大教授が考案した!という説もある。在野の陽明学者・安岡正篤氏という説もある。
僕は「時期は違うが、二人とも『平成』を考案した」と思っている。が、その「書き方」が難しい。で、今回は「考案者は誰か?」には直接、触れなかった。
ただ、当時の竹下首相の「隠れた意向」をそれとなく書いた。編集長は「その件、もう一つ、正確に書いて欲しい!」というのだ。この「注文」は当然だと思うが、これも難しいんだ。
で、ゲラを直すのにも苦労した。30分も掛かった。
ストレスである。
で、よせば良いのに(朝飯前なのに)冷蔵庫に入っていた「豆塩大福」を食べてしまった。(糖尿病だというのに、馬鹿だなあ)
「痛い!」。
痛てェの、痛くネェのって……飛び上がった。
どうやら、入れ歯と入れ歯の間に、冷たく固まった「豆」が挟んだらしい。
痛くて痛くて……秋葉原の歯医者に飛んで行ったが……最悪の一日……。
それでも、会う人、会う人、皆んなが「バカだなあ」とは言わず「気の毒だったな」と慰めてくれた(笑)
<何だか分からない今日の名文句>
徳は孤ならず
<徳不孤(論語)>