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せめて「令和」時代は“小沢一郎抜き“じゃなければ……

 昨日(22日)のブログで「衆参W選挙なら公明党は惨敗する?この際「安倍自民」と別れたら(笑)」と書いた。でも、もっと深刻なのは「社会主義政党(立憲、国民民主、社民党など)」の衰退である。

 「国民民社」などは、世論調査で「支持率1%」である。国民から見放されている。

 振り返ると「平成」は社会主義政党没落の歴史だった。

 しかし、である。「イデオロギーの時代は終わった」と言われるけど……日本を除く「世界」は、いまや「隠れた社会主義ブーム」ではないのか?

 2016年のアメリカ大統領選で「社会主義者・バーニー・サンダース」が大健闘。次の大統領選に向け、若手の社会主義者が次々に名乗りを挙げている。ヨーロッパ、特にフランスなどでは「過激な社会主義」が台頭している。

 1989(平成元)年ベルリンの壁とともに共産主義諸国が崩壊した。全世界が資本主義に覆われ、イデオロギー闘争は終わったはずだったが……今、再び社会主義が脚光を浴びている。

 だというのに、なぜ「日本の社会主義」は衰退したのか?

 それは「小沢一郎」という人物が「社会主義者」を装って「野党結集」という美名の下「革新陣営」をバラバラにしたからだ。

 (サンデー毎日4月28日号「牧太郎の青い空白い雲・平成とは――『カネと数』の小沢一郎が『革新』を潰した!」を読んでくれ!)

 その「小沢一郎」がもう一度、野党結集の正面に出ている。

 今週の「週刊ポスト」は「小沢一郎『わが平成政界秘録』」を始めた。

 「竹下(首相)、小渕(官房長官)、小沢(副長官)の三人で元号を『平成』にするか『化成』にするか?決めた。化けるより、平の方が良いから」なんて、自慢話をしている。

 『化成』という言葉が有力候補だった!なんて……多分、何かの「勘違い」だろう。化学薬品の会社の名前ような言葉が最終候補になることはない。

 要するに、小沢は元号選びをテーマにして「金丸→竹下→小渕→小沢」の自民・経世会の“流れ”を強調したいのだ。

 要するに彼は「社会民主主義」とは縁遠い「金権主義」の人間なのだ。

 小沢がやったことは「社会民主政党」を「第2自民党」に堕落させことだった。

 国民の多くが「小沢のインチキ」に気づいている。衆院大阪12区の補欠選挙。共産党と小沢・自民党の選挙協力は惨敗した。

 小沢は「主義主張」ではなく、カネが政治を左右する!と信じている。

 彼の狙いは、100億円以上と言われる国民民主党の政治資金である。旧民進党の巨額の政治資金は立憲民主党ではなく、国民民主党が継承しているのだ。

 そのカネが狙いなのだ。

 野党の面々に申し上げる。小沢方式は限界だ。「自民党に行きたいグループ」は出て行ってくれ!

 「インチキ革新」がいなくなったら「憲法改悪反対+脱原発」の一点で「小沢なしの新党」で結集する!

 これが出来ないと、国民の「政治離れ」はさらに加速するだろう。

 

<何だか分からない今日の名文句>

国民は何でも知っている!

恐れ入谷の鬼子母神だ!