「老後2000万円」騒ぎは「消費増税」を既成事実化する出来レースだ!
老後には夫婦で「2000万円の蓄え」が必要!騒動。庶民は「年金制度が危うい」と大騒ぎしているが、コレ全部「出来レース」だ。
金融庁金融審議会が発表した報告書を麻生「金融担当相」が仰々しく「正式な報告書としては受け取らない」と明言したり、立憲民主党は「『100年安心』の年金制度はウソだったと、国民は怒っている!」と大声をあげたり、自民党幹部も、夏の参院選前に勃発した騒ぎに憤慨して見せているが……全部「出来レース」だ。
年金は「制度自体」は続くが、年金支給額は2040年には激減する。そんなことは永田町の「常識」だ。
事実上、「100年安全」なんて、真っ赤な嘘。
それが証拠に、政治家は与野党関係なく、官僚も、マスコミ関係者も、老後のために、カネを貯めている。
今回の金融庁の報告書は「我々、上流国民は2000万円貯めました」と言っているようなものだ。
なら、なぜ、今頃「本当のこと」を言ったのか。(3500万円が必要!が本当、とういう説もあるけど)
狙いは「消費増税」である。
消費増税は財務省・金融庁の悲願だ。どうしても、10月に実施したい。
でも、反対も多い。
そこで「危うい年金」を印象づけ『将来、社会保障の財源が不足する。だから消費税率を引き上げる必要がある』という世論を作る作戦なのだ。
与野党、メディアは「この財務省の陰謀」を知らないフリをして、騒ぎを大きくしている。
まだ、官邸は消費税増税にためらいがちとみられるが、財務省側は野党に攻撃させることで官邸の『増税の既成事実化』を狙っているのだ。
<何だか分からない今日の名文句>
不安を煽るのが「上流国民の陰謀」