何でもマニュアル？冗談じゃない。災害で大事なのは「義侠心」だ！
台風１９号で「己が何も知らないことばかり」と気づいた。
高層マンションは電気がとまったら、水がくみ上げられないから、水道管は損傷がなくても使えない。
恥ずかしいが、こんな「基礎的なこと」すら知らなかった。
東急東横線武蔵小杉駅近くの４７階建てタワーマンションは２４階まで停電したまま、エレベーターが使えない。地下３階の電気系統の設備に浸水したためで、断水。トイレが使えない。
気の毒だ。
工場の街だった武蔵小杉駅周辺。２００７年の工場移転をきっかけに開発が進み、１０年のＪＲ横須賀線武蔵小杉駅開業で開発はさらに加速。新宿、渋谷、横浜、成田空港がＪＲや東急線でつながる交通の利便性が人気を呼んでいたが……僕と同じように「停電→断水」を知らない人も居たらしい。
勉強しなければ。
それにしても、ここ数日、新聞、テレビは「マニュアルは……」ばかりだ。
＜「もう堤防には頼れない」国頼みの防災から転換を＞と日経新聞は言う。
これが「新しいマニュアル」だと言わんばかりだ。
大事なのはマニュアルではない！
役人も、民間も関係ない。マニュアルも関係ない。
必要なのは、みんな力を貸し合う「義侠心」だ。
マニュアルに反したことも、時に必要だ。
大体、義侠心の中心にいなければならない「総理大臣」はなぜ、現場に行かないのか？
国会がある？ 夕方、行けば良いじゃないか。
＜何だか分からない今日の名文句＞
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