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「和泉・大坪不倫」をスクープしたのは「週刊文春」ではなく「月刊選択」?

 またゾロ「週刊文春砲」。

 安倍官邸主導で、辣腕を振るう「和泉洋人首相補佐官」、不倫関係にある(と噂の)厚生労働省大臣官房審議官(兼内閣官房健康・医療戦略室次長)大坪寛子さんが大胆にも「公費で京都デート」。週刊文春は一部始終を見ていた。

 ことし、8月16日、二人は京都大学iPS細胞研究所(CiRA)の山中伸弥所長に面会するため京都に出張。午前中に山中氏との面会をすませると、ハイヤーに乗り、観光客で賑わう河原町へ。老舗の甘味処でかき氷を注文すると、和泉さんは自分のスプーンで大坪さんに「ア〜ン」と食べさせる。

 その後、ハイヤーで40分ほどかけて京都市北部の山奥にある貴船神社へ。古くから「恋愛成就を祈る社」として知られる神社で、大坪さんが和泉さんにお賽銭を渡したり……と、週刊文春は写真入りで、実に詳しい。

 和泉さんは、加計学園の獣医学部新設問題では、「総理は自分の口からは言えないから、私が代わりに言う」と前川喜平・文部科学省事務次官を脅した!と言われた人物だが、「悪人」と言うより、単なる「助平じいさん」(66歳)だったらしい。

 しかし、この二人の不倫はかなり以前から、囁かれていた。

 フォローしていたのは「月刊選択」である。

 10月号で

 【和泉補佐官お気に入りの女性官僚 飲み会「同伴」と異例の抜擢人事】と二人の関係を匂わせ、

 12月号で

 【科学誌「ネイチャー」が鳴らす警鐘 危ない「再生医療」が蔓延る日本】の特集を組んだ。

 この中で、大坪さんが、iPS細胞研究を進めている山中教授に対し「iPS細胞の補助金は私の一存で、どうにでもなる」と恫喝。密室の場で国費投入の廃止を突如、打ち出していたことをスクープしている。

 コトの本質を捉えているのは「週刊文春」より、「月刊選択」の方が的確だろう。(「ネタ元」は一緒かも知れないけど)

 「選択」は

 <iPS細胞で金儲けをしたい勢力が官邸に日参して『山中排除』に動いた>と分析。和泉・大坪の二人が「金儲け組」に加担した!と報道している。

 不倫も悪いが「金儲けのインチキ医療」に味方するのはもっと悪い。

 大体、医学の分野でロクな業績もない「技官」がノーベル賞の山中教授と対等に議論するのが間違っていないか?

 安倍一強の独裁が、日本を変な国にしている。

 

<何だか分からない今日の名文句>

あの女性医系技官は

「他人の亭主」と「補助金」を

(安倍的)私物化!