新型肺炎騒動の陰で、京都市長選は事実上「赤狩り」だった
今日で、1月も終わる。早いなあ。
昨日「3・1 東京マラソン2020」交通規制のお知らせが郵送されて来た。早いなあ。そろそろ、花粉症の季節だ。
早いもので、明後日2月2日は京都市長選の投票日。
現職の門川大作さんが優勢!と聞くが、公明党、自民党京都府連、立憲民主党府連、国民民主党府連、社民党府連の「五党推薦」だから勝って当たり前だろう。(自民党は「党本部推薦は3期まで」というルールがあるので「京都府連推薦」にしている)ともかく、無風選挙の類である。
それにも関わらず、門川陣営は京都新聞に
【大切な京都に共産党の市長は『NO』】
【わたしたちの京都を共産党による独善的な市政に陥らせてはいけません】と言った全面広告を載せた。
徹底的に「反共」を訴えている。異常じゃないか?
この広告では、夏木マリさんが「東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会顧問」の肩書で推薦人になっている。まるで「組織委が門川を推薦している」というイメージ?
大多数の日本人が共産党に反対しているんですよ!と言わんばかりだ。
これは「赤狩り」である。
第二次世界大戦後の冷戦初期、1948年頃から1950年代前半にかけて、アメリカで起こった、共産党員、共産党シンパと見られる人々を排除した過激な運動。偽の「共産主義者リスト」なるものが登場したり、偽証、歪曲、自白強要……権力による「赤狩り」は凄まじかった。
チャールズ・チャップリンをはじめ優れたハリウッド関係者も多数追放されている。
誰でも「共産党シンパ」ということだけで、仕事を失った。
そんな「赤狩り」の気配を京都市長選に感じるのだ。
<「灼熱の東京五輪」に反対している当方などは「赤狩り」の対象になっているかも知れない(笑)。ハッキリ言って、東京五輪にはケチがいっぱいついている。エンブレムパクリ疑惑、新国立競技場のデザイン変更、電通→IOC賄賂疑惑、マラソンが東京から札幌へ。大幅な予算超過。そこへ持ってきて、新型コロナウイルス……ケチが付き過ぎている。だから反対しているんだ>
さて、京都市長選。
共産党と「れいわ新選組」が推薦する候補が一定の票を獲得すれば良いのだが。
<何だか分からない今日の名文句>
大穴に投票するのが江戸っ子だい!
(で、京都人や、如何に?)