Daily Archives: 2020年1月16日

六代目一強時代? それは間違い。「警察一強」が“任侠“山口組を潰したのだ!

 年明け(1月7日)、警察は「六代目山口組」と「神戸山口組」を特定抗争指定暴力団に指定した。

 なぜ、“3つ目“の任侠山口組は指定されなかったのか? 謎だった。

 数日前、LINEで通達された、と言われる「任侠山口組の御通知」を見た。

 <結成当初より、真の任侠道を取り戻すべく、脱反社を最終目標に掲げ、その為にも先ずは山口組の再統合と大改革を目指して参りました。しかしながら、この数カ月の情勢を鑑み、現状では極めて困難で有ると判断致し、親分はじめ組員一同協議の結果、代紋及び組織名を【絆會】と改め、新たなる出発をする事としました>

 なるほど。理解できた。

 多分、警察筋から「山口組の名を外せば、今後とも特定抗争に指定しない」という約束を取り付けたのだろう。(三つ巴の戦いより「六代目VS神戸」の一対一の戦いに仕立てた方が、取締りが楽になる)

 六代目山口組の高山清司若頭が去年10月出所して以来<六代目山口組=弘道会>に敵対する者は攻め殺せ!である。「神戸山口組」は押され気味だ。

 だから、「任侠山口組」も高山若頭の「六代目山口組一強」に負けた!と解説する向きが多い。が、それは間違いだと思う。

 今、暗黒街は「警察一強」時代なのだ。

 暴対法や暴排条例、暴排要綱を手にした警察権力が圧倒的な勢力を持っている。

 ヤクザ、暴力団には「基本的人権」さえない。

 貧乏なヤクザは「生活する為に刑務所にいたい」という状態なのだ。

 

<何だか分からない今日の名文句>

桜の代紋