新型肺炎と殺人インフルはどちらが怖いの?
CNNは「新型コロナウイルスより怖いインフルエンザのウイルス」を特集しているらしい。
「全米で1500万人が感染し、今シーズンだけで8200人以上の死者を出したのは、新型コロナウイルスではない。インフルエンザだ」と主張する。(なぜか、日本は例年に比べると、このところ“下火”ではあるが)インフルも怖い。
だと言うのに、日本のメディアは「中国の新型肺炎」は伝えるが、何故か「アメリカ・インフルの恐怖」を報道しない。
そこで、大いなる疑問。果たして、新型肺炎と殺人インフルはどっちが怖いのか?
(殺人インフルで2017年から2018年に掛けて、アメリカなどで約6万人が死んでいる)
実は、インフルエンザには大きくけて2種類ある。冬期に流行を繰り返している「季節性(通年型)インフルエンザ」。今回、アメリカで猛威を振るうケースである。
そして、もう1種類は新型インフルエンザ(高病原性インフルエンザ;H5N1型)。これが恐ろしい。
幸い、日本では「H5N1型インフルエンザウイルス」の犠牲者は出ていないが、1997年以降、香港を含む中国、ベトナム、タイ、インドネシア、トルコ、イラク、エジプトなどで散発的に患者や死亡者が報告されている(860人の患者と,454人の死亡者)。
専門家によると、その平均死亡率は50%強!
これは恐ろしい。
先頃、この「H5N1型」の鳥インフルエンザウイルスに感染したニワトリが中国内陸部・湖南省の養鶏場で発見された。
もし、人間に感染すると……これは、ヤバい。
メディアは「アメリカのインフル」と「中国のH5N1型」を冷静に、しかも詳しく報道すべきではあるまいか。
僕は、新型肺炎より殺人インフルの方がヤバい!ような気がするのだが。
<何だか分からない今日の名文句>
鳥に国境なし?