大治朋子君の「歪んだ正義」を読んだ
25日、大治朋子君から近著
<歪んだ正義「普通の人」がなぜ過激化するのか>が送られてきた。
大治朋子君は1989年、毎日新聞に入社した、僕の後輩。阪神支局、サンデー毎日編集部、東京本社社会部で大活躍した特ダネ記者だ。
社会部時代の調査報道で2002、03年と連続新聞協会賞を受賞。ワシントン特派員の時は、米国の対テロ戦争の実態を描いた長期連載「テロとの戦いと米国」で、10年度ボーン・上田記念国際記者賞を受賞した。
多分、日本で1、2を争う女性ジャーナリストだ。
時代が違うので、直接、話したことはないから、彼女から贈られるのは意外だが、多分、僕が追求した「オウム事件」についても書いているからだろう。
喜んで、読ませて貰った。(ちょうど半分くらい)ありがとう。
「歪んだ正義」と言うタイトル。多分、コロナ禍に現れた「自粛警察」をイメージしているのだろう。
「自分は絶対に正しい」と思い込むと、人は「正義」に突っ走る。
今の時代は「正義の安売り」だ。
常々、「正義」なんて存在しない!と僕は感じているが、「正義」とは何か?を勉強するには格好な書だ。
閑があったら、読んでみたら良い。
話は変わるが、日本最大の暴力団「山口組」が分裂してから、明日27日で 5年。
奴らの「正義」は何人も子分を刑務所に送っている。
「正義」なんて、存在しない証拠だ(笑)。
<何だか分からない今日の名文句>
ローンウルフ(一匹狼)は「正義」が苦手!