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おめでとう!奇跡の復活優勝・照ノ富士。次は「日本人」になることだ!

 毎年、暮れになると、サンデー毎日・「牧太郎の青い空白い雲」は大予想ものをやる。

 昨年末<令和2年大予想照ノ富士が白鵬を引退に追い込む?>を書いた。

 怪我と「内臓の病」で、連続5場所も休場。大関から序二段まで落ちていた照ノ富士が復活の兆しを見せていたのだ。

 もしかすると、神様の応援で、奇跡の復活劇が実現するかも?いや、実現させたい!

 そんな気持ちで、大予想した。

 8月2日の大相撲7月場所千秋楽。東前頭17枚目の照ノ富士(本名・ガントルガ・ガンエルデネ)は関脇・御嶽海を破り、関脇だった2015年夏場所以来2回目の優勝を果たした。

 おめでとう!おめでとう!

 つい、泣いちゃった。

 実は、照ノ富士は、この間、何度も「引退」を考えていた。でも、引退できなかった。

 理由は彼がモンゴル人だからだ。日本人でなければ「引退親方」にはなれないのだ。

 彼の希望は「日本」に帰化すること。そのためには、大横綱になって「日本人」になることなのだ。

 奇跡の復活劇を見ていて「彼は日本人より、日本人らしい」と思った。

 横綱になろう!日本人になろう!

 応援したい。

 さて、ご贔屓の遠藤。膝が痛くて、稽古ができなくて、苦戦(12日目まで6勝6敗)。

 「負けて良いから、怪我するな!」と思っていたが、終わってみれば8勝7敗。これも「小さな奇跡」だ。

 もしかすると「小結」に上がるかも知れない。

 来場所は「剛腕・照ノ富士」vs「技・遠藤」が観られるぞ!

 

<何だか分からない今日の名文句>

    

「上り坂、勢いに乗っている時はいい。

窮地に立ったとき、

人間の本当の価値が決まる」

(大鵬幸喜)