三島の「金閣寺」を読んでいるから「連続“ポツンと一軒家”快楽殺人事件」を妄想するのか?
茨城県堺町の住宅で2019年9月、夫婦が殺害され、子ども2人が重軽傷を負った事件。茨城県警は逮捕した「岡庭由征容疑者」の自宅を11日朝、家宅捜索したらしい。
県警は多分、昨年11月、家宅捜索を行い「凶器」など証拠類を大量に押収しているのに……今度は「何」を探しているのか?
テレビは「犯行に使われたスプレーを探すため」と説明しているが、警察がそんな「捜査の秘密」をわざわざ報道陣に話すハズがない。「裏」がある。
警察は「違う事件」で捜索したのではあるまいか?
これは、僕の「勘」だが、この「岡庭事件」、途方のない大事件なのではあるまいか?
県警は未解決の「つくば市高齢者夫婦殺人事件」(2018年1月1日遺体発見)との関連を疑っている!と僕は見ている。
「境町」の事件と「つくば」の事件には共通点がある。
現場は「のどかな田園地帯」。木に囲まれた「ポツンと一軒家」。
深夜の就寝時の襲撃(「つくば」の犯行は112月30日深夜?)
刃物で複数か所刺す「やり口」。
現場も互いに近い(その間、約30キロ)。
何か、似ているように思えてならない。
(東京の板橋の資産家夫婦殺害放火事件も「ポツンと一軒家」らしいけど)
ああ、こんなことを想像してしまうのは、「NHK 100分 de 名著 」をキッカケに、三島由紀夫『金閣寺』を改めて読んでいるからかも。
岡庭容疑者は、もしかして、金閣を焼いた僧侶と同じように「殺害の瞬間の美」を優先させていたのではあるまいか?
ともかく、興味深い事件だ。
<何だか分からない今日の名文句>
「美」に対する劣等感?