「工藤会トップ・野村に死刑判決」の裏に「ヤクザと警察の大喧嘩」
全国で唯一の特定危険指定暴力団「工藤会」(北九州市)の市民襲撃4事件。
殺人や組織犯罪処罰法違反(組織的殺人未遂)などの罪に問われた工藤会総裁の野村悟に死刑判決が下った。
テレビ、新聞は「画期的な判決」と評価しているが、果たして、そうだろうか?
この事件、ヤクザと警察の喧嘩!という「隠れた一面」もある。
大手の飲食会社は長いこと、工藤会に「みかじめ料(ショバ代)」を払っていた。
「みかじめ」とは……みかじめの『み』=見守る、『じめ』=締め。店を見守り、部外者の侵入を取り締まってやる代わりにもらう手数料。(毎月3日に支払う、または要求してから3日以内に支払わないと店を締め上げる!という意味もあるらしい)
いわゆる「シノギ」の一種だ。
ところが、警察は「みかじめ料を工藤会に払うな!我々が街を守る」と言い出した。
結構なことだが、そこには「裏」がある。
警察は「その代わり、警察官の天下りさせてくれ」。ヤクザの「シノギ」に警察が介入し、経済的利益を得た。
これは「ヤクザと警察の大喧嘩」なのだ。
今回の判決は「警察国家の圧勝」。ヤクザは生きていけない、という証拠。
「ヤクザの組長」だから死刑?はマトモな判決なのか?
手放しでは喜べない気分だ。
<何だか分からない今日の名文句>
嘘八百の首相は無罪!
権力に反対すると
ヤクザも政治犯も死刑?