NHK『日曜討論』に「維新の天敵」れいわ新撰組・大石あきこ嬢、登場!
11日、久しぶりにNHKの『日曜討論』を見た。
衆院選で当選したばかりの「れいわ新撰組」・大石あきこ衆院議員(同党政策審議会長)が登場した。
NHKの政党討論番組には「少数党」は出演できないが、今回の衆院選で「れいわ」は3議席獲得。衆参計5議席。(「れいわ」大嫌いの)NHKも無視できなくなって、大石議員が晴れて?出演した。
期待した。
はっきり言って、彼女、かなり緊張したのだろう。メモを棒読みする場面も多かった。
まあ、初めてのことだから、仕方ないだろう。
ところが「得意な大阪モノ」で生き返った。
テレビではほとんど触れられない大阪府・吉村洋文知事のコロナ失政を真っ向から指摘。
「大阪は新コロナ感染死ワースト1」と批判した。
慌てた「維新」議員(「足立康史」という方)が「印象操作。感染者数あたりの死亡率で見るとワースト1ではない。中の上だ」と訳のわからない発言。(コロナ犠牲者を「天丼」扱いするなんて、品が悪すぎる)
ともかく、この論争、面白かった。
大石嬢といえば、橋下徹時代から“維新の天敵”。2008年、橋下さんが大阪府知事に就任し初登庁した日から始まった「大阪府の職員叩き?の朝礼」。これに腹を立て、職員だった彼女は「サービス残業どれだけしていると思っているんですか」と声を上げた。
結局、大石嬢は大阪府職員を辞め、翌年、府議会議員選挙に立候補して落選。それでも「維新」批判を続け、都構想をめぐる住民投票では、「れいわ」の山本太郎代表とともに連日街頭に立って反対演説を繰り広げた。
昨今の「維新」の文通費告発キャンペーンでも、大石嬢、吉村知事が国会議員を辞職した時に、在職たった1日で100万円の文通費をせしめていた事実をスクープ。
まさに「維新の天敵」である。
ともかく「維新」vs「れいわ」の戦いは参議院選を控え、これから加熱するだろう。
発売中のサンデー毎日「牧太郎の青い空白い雲」844回
【インボイス論争で「維新」vs「れいわ」の戦いが始まった!】も読んでくれ。
インボイス(適格請求書)制度は「消費税のナンバーカード」のようなもの。2023年3月31日までに「登録申請書」を出す必要があるらしい。
事実上、消費税の増税になるのに、ほとんどのメディアが「インボイス導入論議」を取り扱わない。(もしかして、俺だけかも)
なぜ、無視するのか?
もしかして、反対するのは「れいわ」だけ?
<何だか分からない今日の名文句>
幕末、彰義隊も居た!