なぜ、税金を払わない「18歳以下の子供」に10万円を給付するのか?
世間は(国会でも)「18歳以下の子供」に対する10万円の配り方で喧々囂々。
現金か?クーポンか? そればかり議論している。
しかし、この「公明党が主導して、政府が踏み切った」人気取り政策は間違っている。
何故、税金を払っていない「子供」にだけカネをばら撒くのか?
税金には「所得の再配分」という役目がある。高い所得がある人は余計に払う。
しかし、消費税が導入されてから、貧乏人も税金を払うようになった。
コロナ禍で、貧乏人が苦しでいる。
それを助けるなら、減税しなければならない。
僕は時限的に「消費税ゼロ」にしなければならない!と思っている。
減税しない代わりに「子供」に10万円!これはインチキだ。
苦しんで、税金を払っている貧乏人は助からない。彼らは「税金を払わない子供」にやっと払った税金を奪われるのだ!
我が家には「18歳以下の子供」はいない。長男の家も、次男の家にもいない。
孫の一人は就職して所得税を払っている。二人は20歳で大学生。税金は払っていないが、学費ローンで、行く行く、苦しむだろう。
「18歳以下10万円」の恩恵は限られ、むしろ「格差」が広がる。
大体、この「18歳以下だけに10万円!」は憲法に違反している。
憲法第二十五条は
「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
② 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない」を定めている。
「すべて」が大前提だ!
なぜ「貧乏年寄り」が黙っているのか不思議だよな(笑)
<何だか分からない今日の名文句>
飴と鞭(10万円と消費税)
英語では人参と棒
(carrot and stick)