オミクロン株の「集団免疫」を獲得するために感染を拡大させる!という意見
知り合いの医療従事者が3回目のウクチンの副作用で苦しんでいる。
発熱、強い倦怠感。仕事は休んでいる人もいる。多くの人が「2回目より副作用が激しい」と嘆いている。
(半分、冗談とは思うが)「このくらいなら、オミクロン株に感染した方が良かった」とまで言う医師もいる。
「大きな声では言えないが、オミクロン株は症状が比較的軽いから、集団免疫の道を獲れべばいい」という意見が出てもおかしくない。
ご存知だとは思うが、感染症は病原体(ウイルスや細菌)が、その病原体に対する免疫を持たない人に感染する。
そして、ある病原体に対して、人口の一定割合以上の人が免疫を持つと、感染患者が出ても、他の人に感染しにくくなる。
間接的に免疫を持たない人も「感染」から守らことが出来るのだ。この状態を「集団免疫」と言う。
ポリオ、麻疹、おたふく風邪は以前、大流行したが(ワクチンと)集団免疫のおかげで、今では、ほとんどの国で「珍しい疾患」になっている。
かなり乱暴な言い分ではあるが、新型コロナでも、「集団免疫」のアプローチも現実的な解決策ではあるまいか?
それにしても、新聞、テレビはなぜか「巷に隠れた集団免疫」を話題にしない。僕には不思議でならない。
ブラジルのジャイル・ボルソナロ大統領は「集団免疫」派らしい。ロックダウン(都市封鎖)の再導入を否定。自然感染を通じての集団免疫獲得を目指しているらしい。
「(オミクロン株は)ワクチンウイルスだと言う人もいる。製薬業界に迎合しない賢明で真面目な人はオミクロン株を歓迎している。パンデミック終息の先触れかもしれない」とまで、この大統領は主張している。
もちろん、素人だから「集団免疫論」を軽々しく支持するつもりはない。
しかし、少なくとも、専門家は「新型ウイルスに感染して免疫ができた人」と「ワクチンを接種した人」の“抗体の量‘’を比べ、その数値を公表すべきではないか?
いずれにしても、毎日毎日、夕方になると発表される「感染者数」に驚くな!
ある程度の「自然感染」は覚悟しなければ!と僕は考えている。
それにしても……3回目のウクチン接種の順番が来たら、どうしよう?
オミクロンも怖いが、ワクチンも怖い(笑)
<何だか分からない今日の名文句>
「ただの風邪」への道