74歳の桐山清澄、引退。藤井君だって、いつかは「負ければ定年退職」?
「いぶし銀」の現役最年長棋士、桐山清澄九段が22日 竜王戦5組昇級者決定戦1回戦でで敗れ、仕方なく?引退した。
日本将棋連盟の規定では、60歳以上の棋士が順位戦で最も下の組で敗れ、全棋戦で出場資格を失うと「定年引退」になるらしい。
負け続けると、ハイ、これまでよ!
分かりやすいが、あと4勝で1000勝だったから、ちょっと気の毒だ。
銀を巧みに使う渋い指し回しで「いぶし銀」と呼ばれてきた名棋士。
人工知能(AI)の全盛期で、将棋ソフトで研究しても「指し方」が変わってきたので、苦戦したのだろう。
桐山さんは1966年4月、プロデビュー。僕が大学3年生のころ、17歳ぐらいの若さで、将棋でカネを稼いでいた計算になる。
「同世代の引退」は寂しい。でも、五冠の藤井君だって、いつかは「引退=定年退職」するんだろう。
人生は全て「御後が宜しいようで」。
<何だか分からない今日の名文句>
囲碁に「定年」なし!
(本人が死去または自ら引退するまで、
現役棋士の地位を保証される。
史上最高齢の囲碁棋士の杉内雅男は、
2017年に97歳で死去するまで現役。
彼の妻で1927年生まれの杉内寿子は
現役最高齢の女性棋士!)