「戦わない! 攻めない! 千日手だっていい!」という平和主義も?
15日は一日中、Abemaで「藤井聡太vs出口若武六段」の叡王戦をナマ観戦。
途中、競馬中継(白馬・ソダシがヴィクトリアマイルで快勝!俺の馬券、いつものように大外れ)に浮気していたが、午後4過ぎ、将棋中継に戻ると意外な展開だった。
千日手だ!
(両対局者の持ち駒の種類や数、手番が全く同じ状態が4回続くと「千日手」。その勝負はなかったことにする)
で「取り直し」になった。珍しい。
最近、知ったことだが、将棋には(伊藤果と言う棋士が案出した)「風車戦法」と言うのがあるらしい。
ひたすら守るばかりで自分からは攻めず、千日手でも構わない!と言うやり方。
飛車を下段に引き、状況に応じて左右にクルクルと転回するので風車戦法?
平和外交の手本のような……面白い戦略があるんだ(笑)
そう言えば、同じことを繰り返し、いつまで経っても終わることない議論をする「有名人」も多いけど(笑)
さて、将棋の「指し直し」では、藤井君が見事な「王手飛車取り」を成功させ完勝した。
五番勝負はこれで藤井君の2連勝。第3局は5月24日(火)に千葉県柏市「三井ガーデンホテル柏の葉」で。
<何だか分からない今日の名文句>
「シンキイッテンシテサスベシ」
(1940年、名人戦第3局
木村義雄対土居市太郎の一戦で
二局連続の千日手となって批判続出。
金次郎十三世名人が、電報を打った。
続く対局も千日手模様だったが、
先手の土居がこれを打開して勝利!
「定山渓の決戦」と呼ばれた)