安倍急逝で「電通の、電通による、電通のための五輪」にメス?
2年前、サンデー毎日「牧太郎の青い空白い雲」(2020年7月12日号)で、
【電通の、電通による、電通のための五輪】と看破した。
もっと正確に言えば「元電通専務・高橋」(
組織委員会の高橋治之元理事)のためのオリンピック!という方が良いのかも知らない。
今、東京地検特捜部が「高橋王国」にメスを入れようとしている。
(大会スポンサーだった紳士服大手「AOKIホールディングス」から、彼が多額の資金を受領していた疑惑。組織委の理事は「みなし公務員」で、職務に関して賄賂を受け取れば刑法の収賄罪にあたる)
この「犯罪行為」を地検はズッと前から、知っていたらしいが、なかなか、着手出来なかった。
捜査の展開次第では、五輪招致に熱心だった森元首相や安倍元首相を巻き込む可能性があるからだ。見えない「圧力」が掛かっていたのだろう。
誘致に関する「竹田恒泰さんの疑惑」が再燃したら、国際的な事件になる。
政府自民党が捜査に待った!するだろう。
ところが、安倍さん急死。事態は微妙の変わった。
特捜部はやる気満々。
権力側は手を替え、品を替え、事件の鎮静化を図っているが……『コンサル契約は五輪と無関係で、不正はない』と主張する高橋さんを「お縄」にすることが出来るか。
正念場だ。
<何だか分からない今日の名文句>
地検特措部も、安倍さんが健在なら
「アンダーコントロール?」