消えた銃弾は?警察庁長官が辞めたけど「安倍銃撃の謎」は残ったままだ。
警察庁の中村格長官が、安倍晋三元首相の銃撃、殺害事件に関して、警護警備の問題点を説明して「国家公安委員会に辞職を願い出た」と発表した。
しかし、何一つ「謎」は解明されなかった。
一番の謎は、なぜ、銃撃を受けた安倍さんをわざわざ、ドクターヘリで(時間の掛かる)「奈良県最大の大学病院」に運んだのか?
なぜ、近くの救急病院に救急車で運ばなかっのか?
ヘリの出動は警察庁の意向?
岸田「官邸」の判断だったのか?
コレを聞きたい。
最大の謎はもちろん『消えた弾丸』である。
“消えた銃弾”が最初に話題になったのは事件当日。安倍さんの死亡直後、会見した奈良県立医科大学の救急診療科部長の福島英賢教授は「手術している時に弾丸は確認できませんでした」と話した。
弾丸がない!
この病院側の説明を警察がすぐさま打ち消した。
死亡した当日夜に司法解剖が行われ、事件翌日の9日に奈良県警は結果を発表。
「首と左上腕部の計2か所に、銃弾が命中した傷があった。死因は左上腕部から入った弾が、左右鎖骨下動脈を損傷したことによる失血死」。
首のもう1か所の傷については銃弾によるものか分からない!とした。
病院側の見解とは大分、違う。
警察庁側は「命中した2発中1発の銃弾は押収し、その形状も直径10ミリ(1センチ)の球状」と説明したらしいが「もう一つの銃弾」はどこへ行ったのか?
銃撃現場からドクターヘリで救急措置や移動を繰り返している中で、銃弾が体内から外に出てしまったのか?
体内に入った時、粉々になって、大量出血とともに流れてしまったのか?
故意か、偶然か、分からないが、何者かが「弾丸」を持ち去ってしまったのか?
この謎が解明しないまま「辞任」を発表した警察庁長官さま。
「消えた弾丸」事件は、わざわざドクターヘリを使った「謎」と無関係ではないような気がしてならない。
旧統一協会の追及も必要だが我々は「消えた弾丸」も忘れては行けない。
それに、安倍暗殺の容疑者の身柄を守らなければならない……。
歴史に残る暗殺は「第二の事件」につながることが多いからだ。
<何だか分からない今日の名文句>
ケネディ大統領暗殺事件の「謎」
(1963年11月22日の金曜日。
テキサス州を遊説中の現職の
ジョン・F・ケネディが
ダラス市内をパレード中に
銃撃され、死亡した。
約1時間後に逮捕された犯人
リー・ハーヴェイ・オズワルドは
2日後にダラス警察署で
ジャック・ルビーに銃撃されて死亡。
法廷に立つことはなかった)
浅沼稲次郎暗殺事件
(1960年10月122日水曜日。
東京都千代田区の日比谷公会堂で
演説中の浅沼稲次郎日本社会党党首が
17歳の右翼少年・山口二矢に刺殺。
事件の3週間後の11月2日夜、
山口は東京少年鑑別所の単独室で、
白い歯磨き粉を溶いた液で書いた
「七生報国 天皇陛下万才」の文字を
監房の壁に残した後、自殺した)