サッカー人気で「生活苦」を隠しているが、もはや「狂乱物価」の時代?
ジャパンCで、馬券を買ったドイツ馬が9着に沈んだのも、大相撲九州場所で、西前頭9枚目の阿炎が、逆転優勝したのも「想定内」だったが……サッカーW杯で、格下の「弱いはず」のコスタリカに敗れなんて……
世の中、予測、予想、予知……なるものは当てににならない。
ただ「食い物」の値上げは、必ず、当たる(笑)
12月の「食品値上げ」は分かっただけで約150品目。(例えば、外食の「カレーハウスCoCo壱番屋」は44円の値上げ)
「年明け」には更に2000品目を超えるだろう。
田中角栄内閣の1972年、日本列島改造論で土地への投機が加熱。翌年の第四次中東戦争で、第一次オイルショック。
石油価格が高騰して、何もかも値上げした。当時の記録では「総合卸売物価は1973年に15・6%、1974年には31・4%上昇。消費者物価指数は1974年、23・2上昇」した。
この頃、新聞、テレビはこの状態を「狂乱物価」と表現した。
はっきり言って、今、日本に、世界に、令和の「狂乱物価」がやって来たのだ!
「旧統一協会騒ぎ」より、サッカーW杯の興奮より、我々が直視すべきは「狂乱物価」ではないのか?
そんな気がする。
<何だか分からない今日の名文句>
インフレで
銀行預金の利息は「通帳のシミ」?