「60にして耳順」は分かるけど……気になるのは「70歳後半で認知症」 (22日のブログ、野暮用で休み)
バイクの警察官に大けがをさせた横浜市のひき逃げ男。
僕と同い歳の78歳だという。
男はバイク2台と車3台に追突しているのに「事故を起こした記憶はない」「逃げた認識はない」と話す。事件の後「散髪に行った」。
自分の車の傷は「当て逃げされてできた」などと供述しているようだが、認知症なのか?
周囲の人は揃って「立派な人!」と証言するが……人間、78歳になると、突然、記憶がなくなるのか?
急に不安になった。
夕方、日刊ゲンダイの「五木寛之 流されゆく日々」を読んだ。
今週は<「耳順」はアブない?>
「耳順」という言葉は、ほとんど聞いたことも、使ったこともないが……
<吾十有五にして学に志し(志学)
三十にして立ち(而立)
四十にして惑はず(不惑)
五十にして天命を知る(知命)
六十にして耳順ひ(耳順)>
のアレだろう。
要するに「六十歳にして、人の言うことに逆らわず素直に聴けるようになった」という意味?
その「耳順」が危ない!と、五木先生は言う。
孔子が60年かけて、体験した「耳順」の境地が危うい!とは……
従順になったのは、単に耳が遠くなっただけ……なんて(笑)
ボケ症状(認知症?)の正体は、孔子にも、現代医学でも、分からないのかもしれない。
ともかく、ボケが気になる「78歳」になってしまった(笑)
<何だか分からない今日の名文句>
七十にして心の欲する所に従いて
矩を踰えず(従心)