9時間半で寄付1億円!にはびっくりしたが……国立科学博物館は「国立」なんだぜ!
国立科学博物館は7日「光熱費などの高騰で所蔵品の収集・保管資金が大幅に不足している」という理由で、寄付を募るクラウドファンディングを始めた。
たった約9時間半で、目標の1億円が集まった。これにはびっくりした。
寄付額に応じた「オリジナルグッズの返礼品」が人気なのだろう。
国立科学博物館は、1877年に設立され、日本で最も歴史の古い博物館の一つ。
60人以上の研究者が所属し、動植物や鉱物、化石、人骨などの標本や資料を収集し研究している。
僕も、子供の頃、台東区立育英小学校の社会見学で行ったことがある。
一度は見たら良い。
しかし、この博物館、スペースや人手の不足で、このところ、未整理な資料も多く、やむなく、新しい収蔵庫を建設中。
カネがない。
物価高騰の影響で資金不足に陥り、運営が危機的状況なのだ。
(最近の光熱費高騰で、今年度の光熱費は2021年度のおよそ2倍の約4億円になる)
そこで、再三、国に「助け」を求めたが、色良い返事は貰えない。
そこで「寄付」に頼ることになったらしい。
しかし「国立」だぜ。
独立法人なら「寄付」も良いけど。
少なくとも、国は「光熱費」だけでも負担すべきだ。
国庫は、全く意味のない「国会議員の夏休み海外旅行」に、年間5億3000万円の予算を使ってるのに!
このまま「国立」の施設が「寄付」を貰うことになると、「国のもの」を事実上「切り売り」することにならないか?
ちょっと心配だ。
<何だか分からない今日の名文句>
クラウドファンディングとは
「群衆(クラウド)」と
「資金調達(ファンディング)」を
組み合わせた造語。
<インターネットを介して
不特定多数の人々から
少額ずつ資金を調達する>こと。