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福寿草にも「毒」があるらしいが……世の中「華」が無くて「毒」ばかり(笑)

 めちゃ寒いのに、仕事場の福寿草が咲いた。

 必ず、春が来る「証」のような花。お袋は、福寿草が大好きだった。

 福寿草は別名・元日草、朔日草(ついたちそう)。旧正月に咲く。

 ヨーロッパでの名前はAdonis(アドニス)。ギリシャ神話に登場する、イノシシの牙に突かれて、死んでしまった青年の名前に由来するらしい。

 血のように赤い花。欧州産の福寿草は黄色い花ではなく、真っ赤な花らしい。

 太陽の光に非常に敏感で、日がさえぎられると、1、2分で花がしぼみ、日があたると、いつの間にか花が開く。隅田川沿いの仕事場は、いくら寒くても、燦々と陽が当たる。

 お袋は「難を転じて福となす」縁起物の花と思って居たのだろう。いつも正月に飾っていた。

 根と茎は有毒。お袋はいつも「食べじゃダメだよ」と言っていた。(他の花は平気で食べていたのかな)

 17日夜、奇妙な情報。アメリカの政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が「昨年末に北朝鮮で列車が転覆する事故があり、数百人が死亡した」と伝えた。

 本当なのか? 

 北朝鮮当局が大惨事を隠しているのか? 韓国政府は、この報道について「確認中だ」と微妙な態度だ。

 丁度、ロシアのプーチン大統領がモスクワを訪問中の北朝鮮の崔善姫外相と会談したタイミング。何となく「毒」を感じる。

 そうそう、今日18日発売の週刊文春。

 特集の「見出し」は……【6、7人目女性の証言 松本人志「SEX上納システム」に新事実「ホテル室内写真」「女性セレクト指示書」を入手 女性のタイプや好みの職業が詳細に記され……】

 これでもか、これでもか!の週刊文春。

 でも、記事に「華」がなくて「毒」ばかり。読みたくない気分だ(笑)

<何だか分からない今日の名文句>

日のあたる 窓の硝子や

福寿草

(永井荷風)