「国の借金」議論より、外国カルト団体が「憲法改正」に口出しする「深刻度」!
2月の国会で、いつも議論になるのが「国の借金問題」。今回も予算審議の前に、財務省は「国の借金、過去最大の1286兆円!」と国民に不安を煽る。
それに対し「国の赤字は民間の黒字、気にするな」と主張する向きもある。
確かに「国の借金は貨幣発行の足跡」。政府の赤字は民間の黒字であり、民間の金融資産を増加させることで、生活や雇用、経済を支えているのも事実だ。
(ただし、国債で得たカネの場合、公共事業や社会保障などに使われるので国民の資産になるが、国債は税金で返済するので「政府の借金」ではなく「国民の借金」)
ともかく「国の借金問題」は意見が分かれる。
そんな議論をするより、まず「必要のないカネ」を使わなければ良い。
まず、「政党助成金」である。即刻、無くせば良い。
企業献金をなくすために出来た「政党助成金」制度。企業献金(ワイロ?)は全く無くならないし、パーティー券収入で自民党は大儲け。裏金がじゃぶじゃぶ。犯罪まで起こしている。
政党助成金を止めよう!(共産党はもらっていない)
この種の「無駄遣い」が「国の借金」の大半じゃないか?
これも、国会が始まると、毎度お馴染みの「旧統一教会」も話題になる。
「盛山文科大臣と旧統一教会」の付き合いが、批判されているが、実は、盛山さん、「旧統一教会解散」に熱心なので、教会側がメディアを使って「脅し」を掛けているのだろう。
ちょっぴり、気の毒な気もするけど、盛山さんがサインした「推薦確認書」を読んで唖然とした。あまりに異常だ。
憲法改正、家庭教育支援法。日韓トンネルの実現! 文化共産主義勢力の攻勢を阻止!と、あまりに「特異」な要求だ。
こんな「推薦確認書」にサインするなんて、盛山さん、あまりに迂闊だ!
正直言って、1日も早く、辞任した方が良い。
外国のカルト教団が「憲法を変えろ!」と口出しする。政権与党が「はい、わかりました、選挙で勝たせてくれるなら約束します」と応じているのだ。
ああ、情けない。
この問題は「国の借金」より、深刻なのかも知らない。
<何だか分からない今日の名文句>
頼まれて 金を貸さずに
知恵を貸す
(さっちゃん作)