朝日が自民総裁選の最中「安倍晋三と統一教会の記念写真」をスクープした思惑?
三連休と三連休の間、観光客が少ないのでは?と思って、17日、友人と東京から長野の高原へ。午後3時。気温26℃。確かに涼しい。
途中、話題は「SHOGUN 将軍」のエミー賞18冠。真田広之さんに「日本人の底力」を感じて……嬉しくなった。
爽やかな気分になったのたが……実は、朝日新聞の朝刊の「どうでも良いスクープ」に、ちょっぴり嫌な気分になった。
安倍晋三首相が2013年の参議院選挙直前、世界平和統一家庭連合(旧統一協会)の会長らと自民党党本部の総裁応接室で面談。朝日はその記念写真を入手した!と言うのだ。
でも……統一教会と安倍さんの「深〜い深〜い関係」は何度も何度も報道されている。何を今更?という感じだ。
しかも、この写真、今年の初め、読者から朝日に送られて来たものらしい。だとすると、記事にしなかった「ネタ」を半年遅れで「特ダネ記事」に作り直した? いずれにしても、妙な話だ。
2013年の参院選。安倍さんが自民党本部で統一教会会長や勝共連合会長と会った目的は、当時、産経新聞政治部長だった「北村経夫」という人物が出馬するので、応援しよう!という「確認」である。
当方の推理だが……今回の朝日の記事は「自民党総裁選」と微妙に関係するのだろう。
ご存知のように、産経新聞、特に系列の「夕刊フジ」は「高市候補」を応援している。高市有利!と分析している。
何かにつけて、当の高市さんは「安倍さんの遺言」を連発。しかも、彼女の政策は「統一教会の主張」と瓜二つ?
朝日は今回の「安倍・統一教会の記念写真」報道で、この問題を総裁選の争点にして「高市=産経=統一協会」の微妙な関係を伝えたかったのだろう。
現実に、ここに来て、統一教会の熱心な信者たちは総裁選に関わり『高市早苗さん一択』などと、X(旧ツイッター)に盛んに投稿している。
朝日も産経も、それぞれ「主張」が分かれて当然だが……読者は「薄汚い政治記事」より「SHOGUN 将軍」のような「爽やかな記事」が読みたい気分……とは言っても、ついブログで「新聞業界の陰」を書いてしまった。ゴメンなさい(笑)
<何だか分からない今日の名文句>
新聞は「権力との距離感」