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小林一茶は「秋の夜や旅の男の針仕事」。寂しいな。

三連休。9月というのに昨日15日は35℃。外に出る「気力」がない。

 で、東京新聞を隅から隅まで。

 【<大江戸残照トリップ 田中優子さんと歩く>(9)大島愛宕神社(江東区) 風流を枕に一茶の世界】。

 松尾芭蕉と並び称される小林一茶も旅から旅。「漂泊の人」だったと聞いていたが、この記事によると、珍しく、江戸に腰を落ち着けたことがあるらしい。

 都営新宿線の西大島駅から徒歩7分。「大島愛宕神社」の鳥居の横の石碑に「雀の子そこのけそこのけ御馬が通る」が刻まれているという。知らなかった。

 「江戸っ子」を自認しているのに、何も知らない。恥ずかしい(笑)

 小林一茶が好きだ。特に「秋の夜や旅の男の針仕事」が大好きだ。

 花鳥風月を詠まない。ただ「孤独な一人旅」の中に、己の境遇を描く。

 一茶は正直だ。その「正直な寂しさ」が身に沁みる。

 当方、三連休だけど、特別「予定」もなくて……秋はやっぱり孤独だ。

 <何だか分からない今日の名文句>  

 夕燕我には翌のあてはなき