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「財務省の車でひき逃げしたが不起訴!」を書かなかった理由?

 2月16日のブログで

 【キャベツは甘い! キャベツ泥棒にも、政治家にも「検察」はもっと甘い?】と書いたが、複数の読者から「書くべきは財務省のひき逃げ事件だ!」という指摘を受けた。

 その通りだ。書くべきだった。

 でも、この「ひき逃げ事件」には、陰謀論みたいな「謎」が隠れていて、真相が全く分からないのだ。

 簡単に言えば……昨年9月、東京地検は、財務省の公用車を運転、永田町の国会前で人をはねた運転手の男を不起訴処分とした。

 男は、人をはねた後に200mも走行。自民党本部前の路肩に乗り上げて車両が横転して停車した。

 現行犯逮捕だった。

 それが不起訴? ブログの読者と同じように

 《不起訴? ふざけるな、こんな事を絶対に許してはいけない!》と怒った。

 当方も、同じ「思い」だ。

 しかし、もう一つ、疑問が残った。

 はねられた被害者のことだ。被害者は病院に搬送後、死亡が確認された。

  でも、メディアのほとんどが「被害者」のことを詳しく報じなかった。

 実は、この被害者はかつて大手金融機関の不正取引を告発した人物。

 有力代議士の秘書でもあったが、ちょっと前まで、駐日サンマリノ共和国大使館大使秘書(契約職員)。素行の悪い人間との付き合いが多く、契約解除となっている。

 そんな男性が、最近、財務省が関係しているとする “M資金” まがいの詐欺事件の資料を持ち歩いている!という噂まで飛び出していたのだ。

 ひょっとすると「ひき逃げ」を仮装した「殺人」?

 まさか……こんな陰謀論に加担するつもりもないけど……この「ひき逃げ事件」。キャベツ泥棒不起訴とはちょっと違う。

 だから、書かなかった。御免なさい。

<何だか分からない今日の名文句>

被害者が持っていた書類は?

『長期保護管理権

委譲渡契約方式資金』

(「犯罪の匂い」がプンプン?)