「想定外・ニッポン」

 12、13日、太平洋側から強い高気圧が張り出して南から暖かい空気が入って、東京は30℃を突破。
 比較的「仕事場」に近い亀戸中央公園で、135本あるソメイヨシノのうち1本が「春」と勘違いして、開花した。
 都心では、1875年の観測開始以来、最も遅い真夏日の記録を更新した。
 このところ、日本列島は「想定外」のことばかり。
 「恐ろしいこと」が起こるような気がして……。
 8日の毎日新聞夕刊のコラム「大きな声ではいえないが」で、仏教では「想定外」のことは「盲亀浮木(もうきふぼく)の縁」と言う、と書いた。(雑阿含経)。
 海の底に目の見えない大海亀がいた。大海亀は100年に1度、海面に顔を出し、新鮮な空気を吸って、再び海底に潜る。
 いま、広い海に1本の丸太が浮いている。見れば丸太の真ん中に小さな穴。100年に1度、大海亀が首を海上に突き出そうとした瞬間、その丸太の穴に、ひょいと頭を入れてしまった。
 何億年に1度の出来事?を、仏教では「盲亀浮木(もうきふぼく)の縁」と言う。
 何か、途轍もない「想定外」があるような気がして。
 3連休の最終日の14日。やっと「秋らしさ」が戻って……爽やか。
 競馬は三日開催。13日も、WIN5は4レース当てたが、東京11レースが失敗。
 今日こそは!
 目指すは二億円ゲット!(笑)

<何だか分からない今日の名文句>
どんなに発生頻度が低く
「想定外」のことであっても
起こる可能性が論理的に
0パーセントでない限り
【起こるときには起こる】