社会部の金庫番・國井道子さん
23日のブログはお休みです
毎日新聞社会部で、出張経費などの経理事務を担当していたゴットマザー?の國井道子さんが退職される。19日夜、9階のアラスカで「お別れ会」。 50人近く集まり盛会だった。
國井さんは、1967年入社の同期生。おおらかな人柄で「イケメン大好き!」と告白?したりする人気者である。
限られた資金の中で、出来るだけ「裕福な取材環境」を作ろうと工夫してくれる。秀逸の「金庫番」。
社長も、専務も、現役時代、國井さんの厄介になったはずだ。
身体が不自由になって以降、古巣の社会部に戻った僕は、いろいろと彼女のお世話になった。
國井さん、本当に、ありがとうございました。
「これから、何をするの?」という質問に「2020年オリンピックに向け、ボランティアをしたい」。
如何にも、國井さんらしく、明るく「前向き」は発言。たまに、みんなとメシでも食べよう。
社会部長を務めた社の幹部がほとんど顔を出して、その雑談に加わったが……かなり深刻な新聞不況が話題の中心になっていた。
アメリカでは、地方紙が次々に倒産している。(アメリカには全国紙がない)
すると、どんなことが起こるか?
選挙の投票率が大幅に下がる。役人の不正が激増する。新聞の監視機能がなくなると、権力者はやりたい放題になる……そんな研究結果が発表されている。
言論の危機?
テレビの情報番組に「表現の自由」を求めるのには限界があるような気もする。
ただ一つ 「福島の汚染水問題」を追及する「みのもんた」に対する、このところの波状攻撃をみると……そんな気もする。
ギリギリのところで、来週のサンデー毎日「牧太郎の青い空白い雲」では「みのもんた! ドラ息子の『犠牲』になるな!」と書いた。
<何だか分からない今日の名文句>
新聞の危機、民主主義の危機