50周年の「体文協」は静岡の宝!
20日ブログ 13時頃アップします
いつものように、体文協、正式には「静岡県社会人体育文化協会」から、小冊「とも NO605」が送られてきた。
巻頭の「味と腕」が楽しみで、一番先に読む。今回は「中津川 川上屋」の栗きんとん。
職人の手仕事で作る「栗きんとん」は一つ、一つ、表情が違うらしい。
写真を見ただけで、ヨダレが出る。
「味と腕」は、体文協の代表の佐野つとむさんが、直接、全国を取材して歩いているから、信頼出来る。
中ページを開いたら佐野さんの「体文協一筋で歩けた幸せ」というコラムがあった。
体文協は、1963年5月1日、佐野さんと、静岡商工会議所から借りて来た女性、それに、佐野さんの心酔した若者と三人でスタート。
高度成長の入口だった。静岡県の企業は、争って、県内外から若者を採用したが、この若者たちに「良質のレジャー」を提供するのが、この会の目的だった。
発足時、参加した事業所は83。ギター、英会話、社交ダンス……18の教室を作った。
二年後「社会人大学」を開講。受講生が殺到した。(僕も、一度、講師を務めた)
第1回の講師は大宅壮一さんだったらしい。会場を埋め尽くした若者たちを見て、大宅壮一さんは「若者文化は静岡から始まります」と唸った、という。
その体文協が、今年50周年を迎える。11月24日に記念パーティーが用意されている。
「官」の組織ではない。補助金をもらうわけでもない。純粋の民間組織だ。
それが50年も続く。佐野さんの狂人的な?アイデアと「絶対、挫けない意志」がそうさせたのだろう。
これは、奇跡みたいなものだ。
講座『社会人大学』だけではない。専門の講師のご案内で国内各地の歴史・文化・伝統を訪ねる旅、全国の伝統ある菓子、手づくりの菓子屋を取材して、頒布会を開く。県内のおいしい店を探す食事会……まさに、体文協は「静岡のお宝的存在」である。
【体文協 〒420-0034 静岡市葵区常磐町2-3-8 村上ビル3F TEL.054-251-2326】
18日は昼間、筋トレ、慈恵医大の右手のリハビリでクタクタ。夜、締切が迫ったサンデー毎日の原稿を書き上げ、19日に、日付けが変わってから、毎日フォーラムの原稿。
結構、頑張れるじゃないか?
佐野さんには叶わないけど(笑)
<何だか分からない今日の名文句>
継続はチカラ!