27日は午後、JRA経営委員会。ことし上半期の売上げ成績がまとまった。
 ほぼ前年並み。アベノミクスで、富裕層のお金が「株」に集まっているのに、まずまずの健闘である。
 期待した宝塚記念の売上げが今一つだった。「工夫して欲しい」と申し上げる。
 馬券の売上げが伸び悩んだ原因は、ファン投票一位の有力馬が病気で出られなくなったこと。それを承知で、あえて苦言。
 例によって「 嫌われ者」になってしったが……国庫納付金を少しでも増やし、社会に貢献して、同時に、ファンサービスを充実する資金を蓄える。
 それが、我々の役目なのだから。出走馬は出来れば多い方が良い。
 JRA職員の「頑張り」をよく知っている。感謝している。事実、宝塚記念の入場者数は前年比115%。職員から見れば「文句言うナ!」という気分だろうが……そこは、我慢して欲しい。工夫して欲しい。
 いよいよ、夏競馬だ。
 函館競馬が始まっている。今年は札幌競馬場が改装工事中で、函館で24日間、開催される。
 今年のキャッチは「この街にしかこない夏がある」
 良い文句だ。
 函館には、競馬場以外にも「ここだけの夏」がある。
 僕が行ったところだけで「市場」が3つ。海とグルメの市場だ。
 駅近くの函館朝市は有名だが「中島廉売」も良い。(中島町25ー15)。露店も含め、80軒が並ぶ。「昭和」がある。立ち食い寿司がある。8月24日「水鉄砲大会」。函館の人になった気分。
「はこだて自由市場」(新川町1ー2)には板前や寿司職人がやって来る。料理のプロが通う「街」。「市場亭」の「イカ刺し」はコリコリとした食感。たまらない。
 競馬場に行って、「この街」にしかない「夏」を味わおう!
 新潟も、福島も、小倉にも行きたい。・・・・・
実は、JR久大本線の「夜明」という駅に行って見たい。これは悲願の部類だ。
「男はつらいよ」の舞台になった駅。黄色いコスモスが駅の片隅に咲いているらしい。あそこに行きたい!。
夏だ!
ローカル線の夏。ローカル競馬の夏。日本の夏!
<何だか分からない今日の名文句>
寅次郎 紙風船