足掻いても「小沢斬りが第一!」の流れは?

 27日は早朝から、極めて個人的な野暮用。下手くそな経理事務をしたりして、ブログを書く時間がなかった。ゴメン!
 世の中、不景気の風が冷たいが、何とか資金面でも恙なく、年を越せそう。まずは安心!
 さて、政局!
 予定通り、滋賀県の嘉田由紀子知事の「日本未来の党」が誕生した。基本政策「びわこ宣言」を発表して全原発の廃炉を目指す「卒原発」を掲げた。結構なことだが、影で「筋書き」を書いたのは、小沢さん。予定通り、「生活が第一」が合流した。
 夕刊紙は……フジは「第4極結集も、小沢惨敗」と書き、日刊ゲンダイは「小沢・嘉田連合 脱原発100人超え」と書く。どちらが、正解なのか?
 でも、はっきりしているのは、新党は別名「小沢生き残りが、第一」である。
 実は発売中のサンデー毎日「牧太郎の青い空白い雲」で、「解散の狙いも、声なき声も“小沢斬りが第一!”」と書いた。
 今回の解散は小沢さんにとっては致命傷だった。政党交付金は1月1日の議員数で決まる。「生活が第一」は、年明けまで解散を引き伸ばし、現勢力で、ガッポリ政党交付金をもらうつもりだったから、痛手が大きい。
 実は、野田さんが狙ったのは「小沢殺し解散」だった! と書いた。
 政界の「声なし声」は「小沢流の拝金主義を葬る!」で、一致しようとしている。カネで政治が左右される時代ではない。
 
 橋下さんが登場してから、政治家は誰でも「劇場型」になった。舞台の中央にいなければ無視される。 小沢流の「闇将軍」は時代遅れになった、とも書いた。
 小沢さんは焦っている。
 果たして、有権者は「脱原発」の看板を掲げて、生き延びようとする小沢さんを支持するのだろうか?

<何だか分からない今日の名文句>
声なき声は
「原発ゼロには賛成! 小沢ぶっ壊し政治に反対!」