適任! 高村副総裁、唖然! 眞紀子文科大臣
10月スタート。台風一過、爽やかな朝だ。
秋の人事の季節。
自民党の人事。高村さんの副総裁起用。「出来れば首相に!」と思っていた人物だから「当然!」。期待したい。
安倍内閣になれば、対中国外交が大きな懸案になるから、高村・副総理兼外務大臣となるだろ
なぜ、高村さんを支持するのか? それは「穏やかで敵を作らない」性格にある。
自民党が大惨敗した2009年8月の衆議選。全国的に自民党への猛烈な逆風が吹き荒れ、町村信孝や伊吹文明、額賀福志郎ら派閥領袖が軒並み小選挙区で落選した。その中で、小派閥のリーダー、高村さんは民主党候補を5万票も離して10回目の当選を果たした。
人徳である。
筋を通す。
この惨敗衆院選の後、人気取りの舛添要一さんが、党再生を議論する政権構想会議の席上で「自由民主党の党名を変更しよう」と言い出した時、いち早く反対した。
「選挙に負けて自虐的になったのかもしれないが、敗戦直後に『日の丸・君が代反対』という人が出たのに近い発想だ。党名を変えて目くらましをしようというのはあまりにも情けない」と主張した。
小渕内閣の外相時代の評価は高い。
北朝鮮問題でも「拉致問題解決なくしてコメ支援なし」の原則を公言。筋を通した。
本来なら、首相になって当然なのだが、地味な性格が災いしているのだろうか? チャンスが巡ってこなかった。
行く行く、日中友好議員連盟会長という立場で作ったパイプが生きるだろう。期待したい。
これに引き換え、民主党の第三次改造内閣。田中眞紀子・文部科学大臣には唖然とした。
教育は国の柱。時間を掛けて、改革をスムースに進める。「常識」が最も求められるいるポストなのに……「コト起こし」の真紀子さん。
外務大臣になって、日本の外交を滅茶苦茶にした「過去」を思い出した。
今回も「人気取り」で何を言い出すやら。 不安である。
<何だか分からない今日の名文句>
「人気」で選挙は出来るが「政治」は出来ない