石原新党は「太陽の党」?
12日も京都に滞在。昼、京都ホテルオークラで名物のフレンチトーストの朝飯。ここから、散策開始。
このところ、寒さい日が続き、紅葉がハイピッチの堀川今出川通りから北の方向は、銀杏が特別、綺麗だ。
別に目的がある訳でもないが、京の仏像を訪ね歩く。
仏像は、如来、菩薩、明王、天部の四つのグループ(部)に分けられている。
「如来」は仏像界のリーダー。「真如の世界へ去り、また真如の世界より来られし者」という意味。修業を完成して、真理すなわち「悟り」を開いた人を表す。
「菩薩」は如来になろうとして修行を積む人の意味。
下半身に裳を着け、天衣を両肩から垂れ下げ、装飾品がゴージャスだ。
「明王」は鬼のような怖い面相。実は、これが一番、好き! 如来の化身で、如来に背く者を屈服させる。
怒りで、逆立つヘアスタイルが炎のようだ。
真言宗(東密)では、不動明王、降三世明王、軍荼利明王、大威徳明王、金剛夜叉明王の五つを五大明王という。京都の東寺、大覚寺、醍醐寺、不退寺など多くの寺で、五大明王がそろって祀られている。
「天部」は守護神の専門職のような存在? 武人系もあれば、弁財天のような優しい仏像もある。
如来、菩薩はともかく、いざという時は、武力攻撃する神様が多いにびっくりする。
無宗教の当方、神が存在するとすれば「太陽が神」と思っている。
だから、仏像の中でも「明王」が太陽のように見えたりする。
東京からの情報。
「石原新党が真剣に党名を『太陽の党』に、と考えている」
本当か?
「神(太陽)」を慎太郎ごときに、独り占めされたら……複雑な気分?
今日13日、午後には帰京する。
<何だか分からない今日の名文句>
如来のホクロは実は「一本の毛(白毫)」。
智慧の光である!