オバマ勝利の夜、亀は振り向くか?の議論
オバマが勝った。
実は、ヒヤヒヤしながら、7日午前中、テレビの開票経過を食い入るように見ていた。
今年のサンデー毎日の新年号。「牧太郎の青い空白い雲」で「2012年大予想! オバマは再選間違いなし」と発表した。
ちょうど、その頃、アメリカの世論調査では「オバマ、再選に値しない」が52%。経済政策に不満なアメリカ人は60%を超えていた。当時、アメリカのメディアは「オバマ敗北」を予想していた。
しかし、オバマは勝つ! 歴史に残る大統領になる、と言うのが、僕の((いくつかの理由に基づいた)カン。ある週刊誌が「なぜ、オバマは勝つのか?」と取材に来て、理由を話した。これが、その週刊誌のトップ記事になった。
投票日が近づいても、大接戦という報道ばかり。それでも11月2日のこのブログで、「This is bad」のオバマが勝つ! と書いた。状況が最悪でも、オバマが勝つ。
要するに、オバマが好きなんだろう(笑)
だから、ヒヤヒヤだったが、快勝だった。おめでとう!
オバマが、地元の中西部イリノイ州シカゴで演説し、「我々は一つの国家、一つの国民」と話すのを見て、大いに満足。
夕方、大阪から、名古屋から、昔、一緒に働いた仲間がやって来て、人形町の小料理屋で飲む。
昔話に花が咲いたが、ホテルの社長になっている男が「子供が可愛がっていた亀を公園の池に離してやろうとしたら、亀が振り向いて、涙ぐんでいるように見えた」と言ったので「嘘を言うな! 亀は振り向かない!」と、大阪のスター記者。
「イヤ、振り向いた」
我が社の大幹部が「どうやって、亀が振り向いたのか? やってみろ!」
とどまるところがない、愉快な議論。気分の良い一日だった。
<何だか分からない今日の名文句>
予想の鍵はツイッター世論調査