都知事選は自民・公明統一候補が鍵?
風邪気味、続く。それでも6日は午前中、銀座へ「お歳暮」の注文。月刊BOSSの原稿を仕上げ。午後、来週の「大きな声では言えないが」を書き上げる。
夕方、西新橋で関西の経済人と会食。結構、動き回った。
その経済人の関心は「都知事選」。
石原さんの都知事辞職から7日で1週間。後釜を決める知事選には有力候補が一人も名乗りを上げない。
自民党は6日、安倍晋三総裁も加わって執行部と都連役員らが都知事選対応を協議したらしい。
キーマンの一人、石原伸晃都連会長はこの経済人に「都知事選は、自民・公明統一候補でいく」と漏らしたそうだが……石原親子で、話し合っているのか?
冗談じみた話だが、自民党の上層部は「猪瀬は嫌いだが、東国原は大嫌いだ」というのが本音らしい。
猪瀬で、我慢する向きもある。
民主党は、不戦負け覚悟だから、石原慎太郎、みんなの党の渡辺喜美代表が支援を明言する猪瀬に、自民党が乗れば「第三極+自民・公明」の大連合になる。
これは平成・翼賛選挙である。果たしてこれで良いのか?
この図式をよく見る必要がある。「三極」と言うが、全てが「元自民党」である。
小沢さん、石原さん、ムネオさん、渡辺さん、桝添さん、みんな「元自民党」である。
これに、橋下さんが加われば……都知事選でも、国政選挙でも、有権者は「自民党的政治理念」に投票することになる。
これが「日本の右傾化」ということだ!
公明党が、どう判断するか?
これが、都知事選の見所でもある。
今、7日午前10時過ぎ。
オバマ勝利を祈りながら、アメリカ大統領選の開票結果をみることにしよう。
<何だか分からない今日の名文句>
風邪にも負けず、世間の冷たさにも負けず?