実は……僕は「八戸せんべい汁大使」
菊花賞のことばかり夢中で、ニュースを無視? ご当地グルメの祭典第7回「B-1グランプリ」で、青森県八戸市の「八戸せんべい汁研究所」がゴールドグランプリを受賞したことまで知らなかった。
遅くなったが、おめでとう!
関係者の熱意に改めて、敬意を表する。何しろ、いつも「大本命」と言われながら、第1回から4位→2位→2位→2位→3位→3位。ようやくたどり着いた頂点である。
2005年だったか、2006年か、忘れたが、青森県六ヶ所村の核燃料再処理工場の取材の帰りに、はじめて「せんべい汁」を食べた。
メチャクチャ美味い、という訳でもないが、クセになる味。煎餅を鍋に入れる発想に「東北人の柔軟さ」に感動した。
毎日新聞のコラムで、このことを紹介した。多分、一般紙の全国版で「八戸せんべい汁」を取り上げたのは、僕が初めてだろう。
直後、研究所から「八戸せんべい汁大使」に任命? され、名刺が送られてきた。(「大使」は何人もいるらしく「応援して下さい」と言われた)
で、仕事場に来る人に「大使の名刺」を出して「一度は食べてみろ!」と勧めていた。
八戸は2006年の第1回開催地。研究所事務局長の木村聡さんは「B-1」の生みの親。大会は大きく成長し、日本の風物詩になった。だけど、彼の「せんべい汁」は優勝出来なかった。
先週木曜日、雨宮Jr.が仕事場に遊びに来た折「B-1」が話題になった。
雨宮Jr.の会社の一人が、第一回から「B-1」の広報を引き受けているが、「何故か、せんべい汁が金メダルにならないんですよ」と不思議がっていたが……まるで、村上春樹のノーベル賞みたいなもので、いつかは……と信じてはいたが……関係者が涙を浮かべたのも当然だった。
八戸せんべい汁、金メダル、おめでとう!
さて、京都でゆっくり遊んだ。22日は午前中、新京極で買い物、午後は「向日町」で、お遊び。「後閑の奮闘」で懐が……ありがとう。新幹線代が出た。
さあ、これから、東京に向かおうか。
<何だか分からないから今日の名文句>
競輪も(馬券も)いつか華咲く「春」が来る