橋下徹vs週刊朝日の「愚衆の王」論争
17日は、めちゃ野暮用デー。ブログを書く時間もなかった。倅を始め「ブログ休載、どうしたんだ?」という電話が続いた。心配させてゴメン。
単に忙しかっただけ。
あらぬところから「圧力」がかかった訳ではない(笑)
という訳で、幸福漫画の連載が始まったサンデー毎日を読むのも、18日未明になってしまった。
今週号の「右大」は「特捜検察が封印した野田首相のウラ献金捜査」というスクープ。良く取材しているが、如何にも文章が下手くそだ。
「衝撃スクープ」と書いているが、 これじゃ、誰も驚かないぞ。
スクープにはスクープにふさわしい「記事の構成」が必要だ。
記者には責任がない。問題はデスクだ。熟練した「アンカーマン」が必要なのだ。
お手本は今週の「週刊朝日」の佐野真一レポート。
「救世主か衆愚の王か 橋下徹本人も知らない本性をあぶり出すため、血脈をたどった!」というと「右大」のスクープ。読ませる。
サンデー毎日の後輩諸君! この「週刊朝日」の構成力を学べ!
ところが、レポートの主役、橋下徹大阪市長が「週刊朝日が自身の出自に関する記事を掲載したことは、血脈主義、身分制に通じる極めて恐ろしい考え方だ」と批判。今後は朝日新聞と朝日放送の記者の質問に答えない、と言い出した。
そこまで、書くのか? という驚き? 橋下さんにとって、衝撃だったのだろう。
橋下さんは「僕の人生の過程は丸裸にされてもやむを得ないが、先祖を徹底的に調査して暴き出すのは一線を越えている。僕の子供、孫にも影響する」と指摘したが、世間はどう見るか?
両者とも、喧嘩すれば、お互いにプラスになると思っているのだろう。
さて、今日18日はゆったり過ごせそう。
サンデー毎日の「青い空白い雲」を書き上げたら、本格的に菊花賞の馬券検討を始めるか?
<何だか分からない今日の名文句>
短期ケンカは売上げが上がる、長期ケンカは命取り