「潜在的保有」を放棄して良いのか?
25日の毎日新聞夕刊コラム「牧太郎の大きな声では言えないが」で「潜在的保有を放棄して良いのか?」という大命題を指摘した。(「国が丸裸でいいのか?」)
日本はアメリカ議会の猛烈な反対を押し切って、88年7月17日、日米原子力協定を改定。 「再処理工場」の建設を勝ち取った。
独自の濃縮技術で、理論的には核爆弾を製造する原料を作ることになった。日本は非核保有国でありながら「潜在的核保有国」になった。
公式には「他国の核の脅威には米国の核によって守られいる立場」だが、コトあれば核保有も辞さない国家になった。
原発ゼロを額面通りに実行すれば「潜在的核保有国」を放棄することになる。それで良いのか? という指摘である。
原発ゼロ宣言論議の隠された議論。夕刊が出た直後から、反応があった。
ぜひ、読んで欲しい。
25日、がんセンターの「膵臓検診」(良性で良かった!) 26日、慈恵医大病院で右手のリハビリ、東大病院の白内障手術に伴う「メガネ」選び……このところ、健康に関する「野暮用」が重なって、執筆活動に若干の影響?
今、26日午前2時半。競馬の「毎日王冠」が行われる10月7日、東京競馬場で配る「毎日新聞号外」用のコラム「牧太郎の競馬はロマン」をやっと書き上げ、これから、爆睡するつもり。
自民党総裁選にも、興味があるが……寝る子は育つ、で午前中は眠るぞ!
気がついたら、やけに涼しくなっていた。
<何だか分からない今日の名文句>
良き国際主義者は良きナショナリスト(新渡戸稲造)