町村撤退? 安倍晋三が総理大臣で良いの?
ある読者から「お叱り」を受けた。
「18日(夕刊)の『大きな声では言えないが』はなぜ、尖閣諸島問題を取り上げないのか? 国有化した11日のコラムで、政府を偏狭なナショナリズムと批判しながら、反日デモが大変な状態になった今、黙っていて良いのか?」という趣旨だ。
申し訳ない。
18日のコラム「演歌は『浪花節』のように」は出来が悪い。タイミングもイマイチ、ズレているし……実は、尖閣諸島問題を書きたかったのだが……この時期に書くのは、結果的に“無責任“になるような気がして……。
大阪市の橋下さんのように、ツイッターで「東京都に任せれば良かったのに」なんて無責任な発言が出来れば楽なんだけど……いかにも、この問題は難しい。一介のジャーナリストの意見だとしても、波乱を呼びかねない側面もある。
前回の「偏狭なナショナリズム」という表現に、お怒りの意見も沢山来た。
少し、時間を頂きたい。
さて、ブログでは、このところもう一つの最大のテーマ「総理大臣を決める自民党総裁選」のことだけを書いている。
さて、石原さんでダメなら、石破さんでダメなら……安倍晋三なら良いのか?
町村信孝元官房長官が18日夕、体調不良を訴え、東京都内の病院に検査入院した。
情報では「撤退もやむを得ない」が陣営の大勢とか。
町村さんは議員票を30程度集めているから、それの奪い合いになる。
苦戦の安倍晋三に「2位で決選投票へ」という可能性が出てきた。
でも、安倍晋三が再び、総理大臣で良いのか?
やっぱり、健康に不安がある。
もう一つの不安は「危なっかしい橋下・維新との握手」である。
橋下さんは安倍さんを「維新の代表」に考えていた。
最近、橋下さんのことを見極めようと、ツイッターを見ているが、どうやら橋下さん、「底」が見えて来たような気もする。
ハッキリ言って、橋下さん、何を言っているのか分からないことが、一杯ある。
安部さんは「橋下さんとの距離感」を明確にしないと……支持が集まらないだろう。
いずれにしても、自民党員は難しい選択を求められる。マイナスが少ない方を選ぶしかない。
<何だか分からない今日の名文句>
退屈にして、最悪の「総裁選」消去法